ソルジェンティとは、
イタリア語のsorgenteから、
英語のsource,springと同義で、
sorgenteを日本語に訳すと、水源、泉、起源となるそうです。
トレビの泉のような目に見える単純な「泉」は、
fonte sorgenteとは、表面的な「泉」ではなく、「こんこんと、生まれ溢れ」でることを意味する。
そして、このSORGENTIという名前を二人に授けたのが、故寺尾麻美先生。
麻美先生の恩師に桑原英子先生と言う方がいらっしゃいます。
その英子先生の旦那様、故日出夫先生(国立音楽大学教授)により
coro sorgenti(コーロソルジェンティ)という名前を麻美先生は授かったそうです。
そして、そのcoro sorgenti(コーロソルジェンティ)という名前を合唱団につけられました。
数々のコンクールで金賞を受賞する実力をもった、麻美先生自慢の合唱団です。
麻美先生の大切な合唱団 coro sorgenti(コーロソルジェンティ)『合唱の泉』という意味で、
その中の泉と言うsorgentiという名前を二人に授けて下さり、
沢山の方々の想いの詰まったSORGENTIという名前が生まれました。
SORGENTI2人の恩師である、
寺尾麻美先生とは、声楽家・指揮者でCome Fiori(コーメフィオーリ)主宰
※コーメフィオーリとはイタリア語で‘花のように’の意※
宇部市生まれ。
宇部中央高校から国立音楽大学声楽科へ。
三隅洋子・田島好一・桑原英子諸氏に師事。
1987年春、1989年夏イタリアオペラ勉学のために渡伊。
1990年9月、宇部市文化交流使節としてオーストラリアのニューカッスル市にて演奏されました。
音楽教室はもちろんジョイントリサイタルやソロコンサートを行い、
1991年には混声合唱団コーロ・ソルジェンティも設立、自ら指揮者を務める。
しかし、
麻美先生は、数年の闘病を経て、2009年11月9日に亡くなりました。